インプラント治療は歯を失った場合の治療方法の一つです。人工歯根であるインプラント体を顎の骨に埋め込み、それを土台として上部構造と言われる人工歯(クラウン=被せ物)を装着する治療法です。
歯を欠損した場合、入れ歯やブリッジといった治療法もありますが、インプラント治療は他の健康な歯に対し、負担をかけない治療の為、歯の欠損時においてもっとも有効的な治療と言えます。
インプラント治療は手術を伴う為、症例経験を豊富に有する井上院長が、咬合状況、歯周病など様々な口腔状況を検討し、これまで研鑽を積んできた技術と設備で患者さんに合った安全な手術方法を総合的に判断して提案します。
インプラント治療には、いくつかの治療手技があり、ブリッジとして利用をする場合もあります。またインプラント治療を行う上で重要なのが顎の骨の量です。インプラント体を埋入するには、しっかりした骨の量や厚みなどがないと埋入できません。もし骨の量が足りない場合などには、「骨造成」という技法で骨の量を増やし、その上でインプラントの埋入を実施します。
住吉区の歯医者いのうえ歯科・矯正歯科では、インプラント治療及び骨造成にも対応しておりますので、インプラント治療をお考えの方は、是非、当院へご相談ください。
「インプラント体」には様々なメーカーがあります。エビデンスや治療後のメンテナンスを考えると有名なインプラントメーカーでの治療をお勧め致します。住吉区いのうえ歯科・矯正歯科では、アジア・太平洋シェアNo.1のオステムインプラント体を用いて治療します。
インプラント治療は欧米で生まれたものですが、日本人の骨は欧米人よりも骨質が弱く、細い傾向にあります。オステムインプラントは、アジア・太平洋トップメーカーとして20年間アジア人向けの製品開発に力を注いでおり、多くの日本人向けの製品ラインナップを豊富に取り揃えているので、様々な症例に適応が可能です。
※以下掲載のインプラント治療の流れは、一般的なインプラント治療の二回法という方法での例です。
インプラントの手術の方法は、「抜歯即時インプラント(抜歯すると同時に埋入)」や「即時荷重インプラント(埋入すると同時に被せ物を装着する1回法)」、「2回法(埋入手術の後、インプラントの頭部の粘膜を切開する簡単な手術を行う最も一般的なインプラント治療)」、そして「骨造成を伴う方法(各種)」などがあります。
症例に応じた費用、期間、方法は、個別相談で詳しくご説明しますので、ご来院時にお気軽にご相談下さい。
STEP1
CT撮影により顎の骨や血管・神経の走行などを3次元画像で確認します。また、お口の状態を確認するため口腔内検査も行います。
STEP2
CTのデータをもとに人工歯の形態、インプラントの埋入位置・角度・深さ等を決定し、治療計画を立てます。
STEP3
計画通りの正確な手術を行うため、CT上での治療計画に基づいて専用のサージカルガイドを作製します。
STEP4
製作したガイドを口の中に固定し、専用の器具を使用して、治療計画通り正確にインプラントを埋入します。
STEP5
インプラント埋入手術の後、骨とインプラントが結合する期間3~4か月を経て、人工歯=被せ物を装着したら治療は完了です。
ここまでの通院回数は7~8回程度です。
STEP6
インプラントと他の天然歯の健康を保つためには埋入後、メンテナンスが大変重要です。インプラントは虫歯には絶対になりませんがメンテナンスを疎かにすると他の天然歯と同様に歯周病になる可能性があります。
骨量が少ないことが原因でインプラント治療を断られた方はいらっしゃいませんか?
「骨造成」という方法でインプラント治療が可能になります。
住吉区の歯科・歯医者いのうえ歯科・矯正歯科では、骨造成にも対応しております。
GBR(Guided Bone Regeneration)=骨誘導再生法は、インプラント治療時に十分な骨量がない場合に用いる骨を増やす方法の一つです。
ソケットリフト法は、頬骨の奥にある上顎洞を利用して骨移植材を充填し、骨に厚みを加える方法です。
サイナスリフト法は、骨量が非常に少ない方に対して用いる広範囲の手術で、患者様の負担が大きくなる方法です。